News

新着情報

広報

東北大学・東松島市主催「産官学連携 SDGs 出前授業」に参加しました

株式会社コバヤシが参画する「みやぎアップグレードリサイクルコンソーシアム(注1)」の活動の一環として、6 月 28 日、7 月 11 日~12 日の 3 日間で東北大学と SDGs 未来都市である東松島市が主催する「産官学連携 SDGs 出前授業」に参加しました。3 日間で東松島市の市立小学校 6 校の小学 4 年生約 250 名に、当社がとうもろこしから作る「バイオマス複合プラスチック『レジーム ST』」を紹介しました。

この「SDGs 出前授業」は東北大学大学院国際文化研究科の劉研究室が 2019 年から東松島市の小学校を対象に行っているものであり、当社が参画する「みやぎアップグレードリサイクルコンソーシアム」の会長を劉先生が務められていることから当社も参加することとなりました。


当社のブースでは、昨年産業祭での社会実験で使用した「レジームST」のお皿を題材に、どんな素材からできているのか、「レジーム ST」にはどのような特徴があるのかなどを説明しました。また、一緒に出前授業に参加した宮城県産業技術総合センターのブースでは、産業祭で使用した「レジーム ST」のお皿を回収後、新たな製品に生まれ変わるまでの一連の流れを説明していただきました。


私たちは、これからも石油資源の有効活用や、リサイクルを含めた様々な可能性について、「みやぎアップグレードリサイクルコンソーシアム」と共に検討してまいります。

※ 注1 「みやぎアップグレードリサイクルコンソーシアム」
宮城県が企業と共同開発したバイオプラスチックのリサイクルを検討するコンソーシアムです(2021年9月発足)。
回収時の課題や、回収後の処理、再商品化時の問題点などについて、社会実験を通して抽出し、解決策を考えていきます。


※ 注2 「レジームST」
当社が、宮城県産業技術総合センター、山形大学と共同開発した素材で、工業用のとうもろこしでんぷんを樹脂に
混ぜ合わせています。樹脂100%の製品に比べ、石油資源の節約につながるだけではなく、焼却時の二酸化炭素排出量を
抑えることが可能です(https://reseam-kbjapan.jp/)。

本件に関するお問い合わせ :

株式会社コバヤシ 総合企画室 下郷(しもざと)/宮下 TEL:03-3865-5500(代)