News

新着情報

広報

東松島市産業祭にてレジームST®の回収実験を行いました

株式会社コバヤシが参画する「みやぎアップグレードリサイクルコンソーシアム(注1)」の社会実験を、11月20日開催「第2回 東松島市産業祭」(宮城県東松島市)で今年も行いました。

当社はレジームST®(注2)を使用したお皿やどんぶりを提供し、「蒸し牡蠣お振舞い」コーナーや地元の出店者の方々に使っていただきました。そして、使い終わった容器は、リサイクルステーションにてレジームST®製の袋で回収しました(注3)。

また、東松島市産業祭と同時開催の「SDGs産学官民 連携環境イベント」では、「みやぎアップグレードリサイクルコンソーシアム」に参加している企業・団体の活動紹介をはじめ様々な企業などによる展示・ワークショップが行われました。

当社のブースでは、様々なバイオマス素材を活用したバイオマス複合プラスチックの製品を展示したり、レジームST®で作ったフルーツパックで容器の減容化を体験してもらったりしました。他にも「製造段階で発生する製品にならない部分を粉砕した“かけら”」を使った貼り絵のワークショップを行い、容器の作り方や材料を有効活用する生産工程の工夫などを説明しました。

今回のイベントで回収したお皿、どんぶりなどのレジームST®は、「みやぎアップグレードリサイクルコンソーシアム」  にてリサイクルを検討すると共に、SDGs教育にも活用いたします。私たちは、これからも石油資源の有効活用やリサイクルを含めた様々な可能性について「みやぎアップグレードリサイクルコンソーシアム」と共に検討してまいります。


※ 注1 みやぎアップグレードリサイクルコンソーシアム
宮城県が企業と共同開発したバイオプラスチックのリサイクルを検討するコンソーシアムです(2021年9月発足)。
回収時の課題や、回収後の処理、再商品化時の問題点などについて、社会実験を通して抽出し、解決策を考えていきます。

※ 注2 レジームST®
当社が、宮城県産業技術総合センター、山形大学と共同開発した素材で、工業用のとうもろこしでんぷんを樹脂に混ぜ合わせています。樹脂100%の製品に比べ、石油資源の節約につながるだけではなく、焼却時の二酸化炭素排出量を抑えることが可能です(https://reseam-kbjapan.jp/)。

※ 注3 専用ゴミ袋
クリーンアップモンスター(https://clean-up.monster/)。当社のレジームST®を使用した袋です。


本件に関するお問い合わせ : 株式会社コバヤシ 新規開発事業部 岩間/総合企画室 宮下  TEL:03-3865-5500(代)