機電系座談会

PEOPLE 02機電系座談会

PEOPLEコバヤシの機電系出身社員

座談会タイトルがここに入ります。30文字前後

機電系の私たちが、コバヤシで働くワケ

  • 足利 嘉映

    足利 嘉映

    製造本部 技術2部

    未来科学部研究科 ロボット・
    メカトロニクス学専攻修了

    2023年入社

  • 鈴木 悠生

    鈴木 悠生

    製造本部 技術2部

    未来科学部 ロボット・
    メカトロニクス学科卒

    2020年入社

  • 保坂 弘司

    保坂 弘司

    製造本部 技術2部

    工学部電気工学科卒

    1997年入社

皆さんがコバヤシに入社した理由を聞かせてください

皆さんがコバヤシに入社した理由を聞かせてください
保坂

私が入社したのは、「電気の知識や技術がいかせる企業」だったからです。プラスチック製品のメーカーであるコバヤシと電気の仕事は、はじめは結び付きませんでした。しかし調べてみて、電気設備の運用を中心に機電系エンジニアの活躍フィールドが広がっていることを知りました。

鈴木

私の場合は、「人の目に触れるものづくりに関わりたい」という思いで企業を探していて、コバヤシがヒットしました。生活に身近な食品容器などを扱っていることに惹かれましたね。
また就職活動を通して出会った「コバヤシの人の魅力」も入社の後押しになりました。最終面接で触れることができた社長のフランクな人柄が社員全体を象徴しているように感じられて、「ぜひこの会社で働いてみたい」と思いました。

足利

私も、最後の決め手は「社員の雰囲気」でした。面接では自分の個性をたくさん引き出してくれるようにお話を聞いていただき、「こんな皆さんと一緒に働けたら楽しいだろうな」と強く思いました。
ただ、就職活動中は周りに開発・研究系の職種を志望している人が多く、開発系の職種か設備系の職種かで少し悩みました。それでも最終的には「設備を扱う仕事につきたい」という気持ちに。「大学時代に勉強した電気、機械、情報、制御といった技術分野の知識がバランスよくいかせそう」と考えたからです。

コバヤシの職場は、どんな雰囲気ですか?

コバヤシの職場は、どんな雰囲気ですか?
足利

実際に入社してみると、想像していた通り先輩方が親しみやすくて居心地のよい職場です。いちばん嬉しいのは質問がしやすいこと。わからないことがあれば気兼ねせずに聞くことができて、どの先輩も自分の時間を割いてわかるまで教えてくれます。

鈴木

全部の部署を知っているわけではありませんが、私が所属する技術部は人と人との関係が良好で働きやすいのは間違いないですね。他の関りがある部署もギスギスした空気がなく、コバヤシは周囲とうまくコミュニケーションをとる人たちが集まっている会社だと思います。

保坂

たしかにコバヤシには鈴木くんや足利くんのような若い年代のメンバーも多く、みなさん働きやすそうです。また、若手のメンバーが多いといっても教育にコストを惜しまない風土で、かつ若手にどんどん経験を積んでもらいたいという考え方が会社としてあるので、新人も中堅も学ぶ機会を十分に得られます。社員の成長を支援してくれる環境をいかして、一人ひとりが成長していく。そうすれば職場が今以上にいい雰囲気になって、仕事もいっそう面白くなっていくと思います。

現在の仕事内容ややりがいを聞かせてください

現在の仕事内容ややりがいを聞かせてください
保坂

私たちは、茨城県の石岡工場を拠点としていますが、各地にあるコバヤシの生産工場をサポートする設備チームとして活動しています。「個々の現場で発生した設備の不具合に対応する」といった役割を果たすだけでなく、コバヤシ全体の視点から生産性の向上に取り組みます。具体的には、各工場への設備の故障情報共有や共通予備部品の確保などがテーマとなります。さらに近年は、全工場の消費電力の管理など、省エネルギー、脱炭素に関わる業務も担っています。

鈴木

実をいうと私は、入社するまでは機械設備ではなく容器設計に関する業務に携わるのかと思っていました。なので、当初は少し戸惑いがありました。ですが、機械を触ることにはもともと興味があり、身近な製品を作る設備に触れることに日々楽しみを感じています。様々な製品をつくっているだけに、いろいろな機械に触れられる点がこのチームのやりがいだと思います。その反面、思いもよらないトラブルに日々対応することが求められますが…

保坂

トラブルを乗り越えることで、技術者として成長することができます。私の経験を話すと、なぜか頻繁に停止する粉砕機や成形機があり、そのトラブル解消に苦労して取り組んだことがあります。あの時は、原因調査から電気制御機器の改良まで、自分の力で成し遂げたことで大きな自信を得られました。また、私たち設備チームは会社の事業展開とタイミングがあえば、新規設備の導入やひとつの工場の立上げにも携わることができます。私が入社した時、ちょうど石岡工場の立上げプロジェクトが進められていて、生産設備からそれを収める工場の建物づくりに至るまで幅広い仕事に携わることができて、とても勉強になりました。

足利

保坂さんの話を聞いていると、これからどんな仕事が待っているのかとても楽しみです。といっても私は、すでに入社前のイメージとの違いを感じています。入社前は「機械のメンテナンスが多いのかな」と思っていましたが、つい先日、技術部で開発を進めている検査装置のテストに立ち会う機会がありました。やると思っていなかった開発職のような仕事を体験することができ、ワクワクしながらテストに立ち会いました。

鈴木

検査装置の開発は私としても初めての経験で、貴重な経験をさせてもらっています。自社で開発することが初めてなので、わからないことばかりですが、問題を1つ1つ解決して進めていくことはとても楽しく充実した毎日を過ごしています。

コバヤシでどんなチャレンジをしたいと思いますか?

コバヤシでどんなチャレンジをしたいと思いますか?
足利

まずは「仕事を一人でこなせるように」を目標に、積極的に上司や先輩のアシストをしたいと考えています。それから先のことになりますが、大学院でAIを用いた製造現場の効率化の研究をしていたので、その知識を活かして工場の自動化やスマート化につながる仕事にチャレンジしたいですね。

鈴木

私はこの仕事を始めて4年目ですが、まだまだ一人前とはいえません。何ができれば一人前かはわかりませんが、身近に保坂さんといういいお手本がいるので少しでも近づきたい。そのためのひとつの手段として、第三種電気主任技術者の資格取得を目指したいと思っています。

保坂

2人とも頼もしいね。私の目標は、設備チームのコバヤシ内での存在感をもっと高めていくこと。ここにいるメンバー一人ひとりが電気、生産設備、エネルギーなどに関する技術をもっと深めていき、コバヤシに欠かせないチームとして認められるようにしていきたいですね。そうなれば、さらにやりがいのある仕事ができる可能性が広がるはずです。そんな姿を目指してこれからも力を合わせて頑張っていきましょう。

コバヤシの機電系出身社員