社員インタビュー

PEOPLE 01社員インタビュー

PEOPLEINTERVIEW 01

鈴木 直人

常に現物を見ること。
そこから事実が、
“答え”が見えてくる。

鈴木 直人NAOTO SUZUKI

2016年入社 理工学研究科 応用化学専攻

製造本部 技術2部 東北工場

大学の研究を通して学んだ“仮説→検証”を活かしたかった。

大学の研究を通して学んだ
“仮説→検証”を活かしたかった。

大学院では分析化学の研究をしていたので、就職活動は化学メーカーを軸に進めました。ただし、「研究内容を活かしたい」というよりも、「研究を通して学んだ考え方を活かして、新しい分野に挑戦したい」という思いがありました。コバヤシに強く惹かれるきっかけとなったのは、就活生を対象にした先輩社員との座談会でした。その時、特に印象に残ったのが、「コバヤシの仕事の神髄は、“仮説→検証”の繰り返し」という、とある先輩社員からのメッセージ。それは、まさに私が大切にしたかった「研究を通して学んだ考え方」と通じるものでした。「この会社だったら、自分らしく働けそうだ」と期待が膨らみました。
真因にたどり着くスピードのアップに自分の成長を実感している。

真因にたどり着くスピードのアップに
自分の成長を実感している。

今は、東北工場に勤務しPSP(発泡スチレンシート)納豆容器の設計開発と、その生産拠点である石岡工場の技術支援に携わっています。設計開発は、お客様からの要望に応じて、新しい容器の型をつくる仕事です。たとえば、納豆容器のフタに納豆のたれを入れられるような構造にしたり、一度に従来よりも多くの納豆を運搬できるように、コンパクト化した納豆容器の開発に取り組みます。また技術支援については、支援先である石岡工場の品質管理グループと力を合わせて安定生産・安定品質に向けた改善に取り組んでいます。やりがいを感じるのは、自分の仮説→検証がうまくはまって、設備の不具合など生産現場の課題が解決できたとき。自分としてはまだまだ不十分ですが、経験を重ねるにつれ、真因につながる点と点を速く結びつけられるようになり、成長の手応えを感じています。
新規設備導入を任されてコバヤシ初の成形方法に挑戦

新規設備導入を任されて
コバヤシ初の成形方法に挑戦

入社以来、最も印象に残る仕事は、入社4 年目に携わった新規設備の導入です。会社としても重要な案件でしたから、不安な気持ちもありましたが大きなやりがいを感じていました。ですが、コバヤシがやったことのない成形方法へのチャレンジでしたから、想像もしない苦労がありました。まずは、量産までのスケジュールが迫るなかで、試験運転ができるまで想定外の時間がかかりました。さらに試運転の開始後も、求める品質を実現するための機械の調整がままならない状態が続きました。私は、生産現場に入って製造担当者といっしょに機械に向き合い、問題の解明に取り組みました。さらに解決へのヒントとなる事例はないかと、他の工場にも出かけ情報を収集しました。できる限りの手をつくした結果、何とか答えを見つけて、量産にこぎつけることができました。
新人時代に教えられた基本姿勢を後輩たちに継承していきたい。

新人時代に教えられた基本姿勢を
後輩たちに継承していきたい。

コバヤシの生産設備に関わる仕事が面白いのは、仕入れた機械をそのまま導入していないから。私たちは、生産現場でより使いやすいようにいくつもの特殊仕様が盛り込まれた、いうなればコバヤシ仕様の機械を相手にしているのです。二つとない機械ですから、不具合が出ても誰も答えを教えてくれませんし、マニュアルもありません。だから「現物を見て事実をとらえること」が非常に重要となります。これは、新人時代に先輩から教えてもらい、ずっと大切にしていることです。わざわざ現物を確認するのは、非効率に思われる時もあるかもしれません。でも、現物を確認しなかったために事実を誤ってとらえてしまい、遠回りになることの方が多くあります。常に現物を見る。この基本姿勢を、今度は自分が後輩たちに伝えていきたいと思っています。

1日のスケジュール

プライベート

休日は山登りが好きな同僚と一緒に登山することが多いです。こちらの写真は山形県の月山(がっさん)という山に登った時の写真です。紅葉がとてもきれいでした!

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